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富士南麓・赤渕川ゴルジュ20160904

南麓富士
赤渕川・牛ヶ淵ゴルジュ
 メンバー:小島、三井
 遡行日:2016年9月4日

「赤淵川・牛ヶ淵ゴルジュ」は昨年の6月に行っているので今回は2度目の遡行と
いう事になるのだが、この赤渕川・ゴルジユについては説明が必要だろう。
赤渕川は富士市と沼津市の市境を流れる川で、県道が通っており
私も時折通る事があるが水の殆ど流れていない何という事もない小河川だ。
たまたま沢の会の「山登魂」のHPを覗いた時に赤渕川・牛ヶ淵ゴルジュを
遡行している記録が載っていて、「まさか。あの赤渕川にゴルジュが?」
それは俄かには信じ難いもので、地元の沢屋の一人としては
「確かめてみなければ…。」という事で早々に計画をたて遡行したのが昨年の
6月だった。そのゴルジュは流程は短いものの充分満足させられるもので、
身近にこんなゴルジュがあるとは…、どこに面白い沢があるか分からないもので
本当に沢登りは尽きない、と改めて思ったものだ。

まだ暑さの充分残る9月、この赤渕川ゴルジュに興味を示している
小嶋君と再度遡行する事になった。
前日の天気予報は余り芳しくなかったのだが当日はマズマズの天気。
桑崎(かざき)の集落から林道に入り、10分も走ると入渓点。
狭い林道の路肩に車をとめ、支度を済ますと灌木に縋って沢床に降りる。
降り立った沢は数日前に降った影響なのか昨年来た時より
明らかに水量は多いようで膝下程度はある。
少し進むと黒々とした狭隘な、見るからにゴルジュそのもの、というゴルジュ。
トロが行く手を阻んでいるが前回は腰程度の水量で渡渉したのだが
いきなり泳ぎとなる。
狭い曲がりくねったゴルジュが続き、釜を抱えた小滝で再度泳ぎとなる。
まだ暑さの残る9月の初め、それに富士市の標高の低い沢、となれば泳ぎと
なっても寒くはない。トロの先に4m程の滝。トロを泳いでロープをだして滝に取り付く。
中間に残置のカムがあるので(去年来た時もあったヤツだ。)それにスリングを掛けて
のし上がり、その上のクラックにカムを噛ませて落ち口に上がる。
ゴルジュは一旦切れて河原となりすぐにまたゴルジュとなる。
牛ヶ淵ゴルジュは溶岩流によって形成されたもので黒々として怪しげな雰囲気があるが
河原と交互に現れ、ゴルジュの両岸も高くはないので気分的には圧迫される事はない。
それに泳ぎを避けようと思えば(勿論、泳がないと面白くはないのだが。)
巻くことは容易なので初心者でも楽しめるだろう。
8mほどの釜のある直瀑を左岸から巻き、ゴルジュを進んで行くと再び8m程の滝。
これも左岸から巻いて懸垂で沢床に降りる。
トロと小滝のゴルジュを楽しみつつ進んで行くと三つ目の8m滝。
これは涸れ滝で右岸から巻いて沢に降りる。
前回遡行した時はここから涸れ沢となっていたが今回はまだ水流がある。
少し行くと二俣状になるので左にとると林道の橋にでてこれで終了。
林道を30分も歩くと車に戻れる。

自宅から30分もかからない所にこんなゴルジュがあるとは驚きだ。
9月中ならまだ遡行は可能だろうし、また計画する事はありそうだ。
         三井/記

15年 富士山麓・赤淵川ゴルジュ 遡行図

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