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御坂 桑留尾川・行者返り沢20171008

遡行日:2017年10月8日
メンバー:三井(L、記録)、野澤

西湖北面、十二ケ岳に突き上げる小沢が「行者返り沢」で、
殆ど記録も見ないマイナーな小沢である。
ところがこのマイナーな沢に私は40年も前に遡行している。
記録も見ない、と書いたが実は昭和54年発行の「東京周辺の沢」
というルート図集にはこの沢が載っていてそれを見て私は遡行していた
という話なのだが。
今回、谷川の沢に行く予定が天候が芳しくなく中止となり、ただ日曜は
天気が回復する、という事から急遽、近場の日帰りの沢として計画したもの。
このプランに谷川山行のメンバーだった野澤君も参加してくれる事になり
実施となる。

西湖湖岸の「いずみの湯」の駐車場で待ち合せる。この前に流れている沢が
桑留尾川で、沢に沿って林道があるが廃道化していて結局
「いずみの湯」から歩くことになる。30分ほど沢に沿って踏み跡を辿ると
大きな堰堤があってそこが入渓点となる。ゴーロの小沢を辿って行くが
「行者返り沢」の出合が判り辛いらしいことは承知していたので
注意して遡行していったのだが案の定、左岸側にあるハズの出合を
見落として行き過ぎ、途中から右にトラバースして涸れ沢となっている
「行者返り沢」に入る。

※「行者返り沢」の出合だが入渓したら1150m辺りの右から入る涸れ沢に
進み、1200m地点の左から入る涸れ沢が「行者返り沢」の出合となる。

大岩のゴロゴロした涸れ沢を辿って行くと間もなく水の流れていない20mの
スラブのナメ滝と出合う。(今回の滝の高さは「ルート図集」の表記に拠る。)
前日雨が降った為にスラブは濡れていてヌメって登れそうになく左から
巻き気味登る。その上の12mのナメをすんなり越えて暫く行くと20mの大滝。
それほど難しい滝ではなさそうだが取り付の2m位だが少し被り気味で
多少工作が必要。で、安易に左のガレ沢から巻いてしまった。

PA084681.jpg
 
ここから18m、5m、5m、2段15m、2段20mと滝が続くのだがいずれの滝も
それほど難しいものはなく、沢慣れていればフリーで直登できる。
無論、高さはあるし岩がモロくヌメってもいるので慎重さは必要だし、
ワンポイントが嫌らしいという個所もあるので
不安を感じたらロープを出す事をいとわない事だ。
もっぱら野澤君が先に立ち滝群を越えて行く。
一旦ゴルジュが切れるがすぐ狭隘な傾斜のあるルンゼとなる。
ルンゼの中には2.3m位のCS滝が4.5本あるがそれらをクリアしていくと
ザレた急登となり呆気なく頂上直下の尾根にでる。
十二ケ岳の頂上にでると家族連れと単独のハイカーが休んでいた。

PA084688.jpg

頂上は狭いが西湖が一望の基で中々素晴らしい。ここでガチャ類を仕舞い、
下山靴に履き替えて山頂を辞する。
少し東に行くと西湖に下る明瞭な標識があり、それにしたがって登山道を
下って行く。私の足に野澤君が合わせてくれてゆっくり下るが、それでも
1時間と少々で車をとめた『いずみの湯』まで戻りそこで解散となる。

※今回の「行者返りの沢」だが野澤君から近場だし、滝がいずれも
直登できるので楽しい沢だったという遡行後の感想だったが
私も同感で、もっと登られてもいい沢だと思う。

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