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安倍奥 安倍川支流 足沢20171112

安倍奥
安倍川支流 足沢

メンバー:三井(L、記録)、野澤
遡行日:2017年11月12日

今年3月、自身の「沢始め」。
恒例といってもいい安倍川の支流の沢から「足沢」を選び入渓したのだが…。
そこでまさかの事態、源頭近くの滝で転落事故を起こしてしまった。
幸い大ごとにならずに済んだもののそれでも3ケ月を棒に振り、
沢に復帰はしたがやはりこの件のわだかまりはどうしても残る。
それで沢シーズン終了を前に、もう一度行ってケリをつけようと思った。

梅が島に向かう県道から離れ、林道を少し進むと出合の足沢橋、
そのたもとに車を停めると支度を済ませ入渓。
右岸にワサビ田があり、7mの滝を左岸から巻くと三段30mの大滝。
(地元では下三段の滝と呼ばれているらしい。)
滝相はそれらしくてなかなかいい。下段、中段は問題ないが上段は無理。
右岸から巻くがクズグズの急な草付で、落ち口へトラバースするところは
結構いやらしい。慎重に越えるとまた三段の大滝。(上三段の滝)
下段を登るが中段は立っていてホールドも細かくて手こずりそう。
左岸の草付を巻くがかなり急で、生えている灌木頼りの木登り状態で
登って行くが余りよろしくはない。
沢の様子を見ながら巻いて行くが上段を越えた所でショートロープを
垂らして落ち口に降りる。すぐ上に小滝がありここは四段の大滝というべきか。
先に進む。安倍奥の沢には珍らしいナメ状の沢床があり左岸のワサビ田跡を
過ぎた辺りは倒木が散乱して沢が荒れている。
二俣になる。右はルンゼ状で、左に行くとすぐ右手に黒々とした
二段の滝が落ちている。
「こいつだ。」私が落ちた滝。
下段を登って上段をじっくりと見上げる。
野澤君は「それほど悪くなさそうですね。」と意外そうな顔を見せ、
そのまま取り付くとスルスルと登る。
私はショートロープを下ろしてもらい登るが、落ち口に上がると野澤君から
「三井さんが落ちた滝とは思えないですね。」と言われる。
小滝を越えて行くと源頭近くとなりまた倒木が散乱している。
野澤君の「下降する沢もこんなだと嫌ですね。」の一言。
そう、下降はピークを越えた反対側の「椎の木沢」を下降するつもりだった。
間もなく源頭の二俣。予定の椎の木沢を下降するなら右に行くのだがだが、
ピークには上がらずに沢の右岸の尾根を下るように方針転換していたので
左に進む。直に水が涸れてきてゴーロの登り難いツメで、
早々に左手の尾根に上がって登って行く。
間もなくピークから下ってくる支尾根に出るが、以前登った時には
薄っすらした踏み跡があったのだが今は消えてしまったようだ。
その尾根をGPSで軌道修正しながら下り、2時間ほど足沢橋の
少し手前の林道におりて終了とする。

問題の滝だがこの記録の中で記したようにそれ程悪い滝ではなかった。
こんな滝でなぜ落ちたんだろうと思うがそれほど油断して登ったつもりはないが
事故が起きる時というのはこんなものかもしれない。
沢には様々なリスクがあり一瞬の気の緩み、不注意で大ごとになる。
今後の山行に対する警鐘と考えたい。

17年 安倍奥 安倍川・足沢遡行図

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