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興津川・石沢川/宝の沢2018/11/18

興津川・石沢川/宝の沢 
遡行日:2018年11月18日 
メンバー:L三井 

安倍川の左岸側に、その流れに沿って長々と南下する尾根の東面側に
流れているのが興津川で、アユ釣りではよく知られた川だが、
沢登りの対象となる沢は全く聞かない。
静岡県内の日帰りの沢登りが楽しめる沢もネタ切れになってきていて、
いろいろ探っているのだが、この興津川は沢登りの対象としては
情報は全くなく、期待のしようもなく手つかずでいた。
しかし、偶然今回の沢の遡行の事を耳にし、ものは試しとばかり、
実施の運びとなった。

件の尾根の、程無く南端というところに「真富士山」というハイカーに
親しまれている山があり、そのピークから東面に流下しているのが
今回の宝の沢という事になる。
その真富士山は安倍川側から登るのが一般的で、興津側からは
河内の集落から登るルートがあるが、登山ルートとしては
余り利用されていないようだ。
河内には「河内の大石」と呼ばれる静岡市の文化財に指定されている
巨石があるが、その巨石を過ぎると道は極狭い林道になる。
すれ違いも出来ない林道を暫く走らせると、宝の沢の入渓点となる。
(車は林道の途中にすれ違いの為に路肩の広がったところが
所々にあるのでそこに止める。)
入渓すると沢の両岸にはワサビ田があり、その資材や流木などが
散乱していたりで、気分は乗らない。
暫く気の乗らない遡行となるが、30分ほど行くと2mの滝。
ここから漸く沢登り、と言える雰囲気となる。
続く8mは登れず左岸のザレから巻く。左岸の黒い壁の滝を過ぎ
6mの滝を登ると10mの直瀑。左岸から巻いて行くと少し小広くなっていて、
そこにトタンと朽ちた材木。小屋跡でもなさそうだが何なんだろう。
沢に戻り暫く行くと二俣となる。左俣は涸れたゴーロ。右俣は8mの滝。
方角的には左俣なのだが滝があれば登りたくなるのが沢屋の性か。
滝に取り付き滝上にでるとその先にワサビ田がある。
このまま進むとピークから離れて行く。
ここはやはり左俣に行かないと拙かろう。ボサを漕いで左俣に移る。
15mの直瀑を左岸から巻いて行くがパイプが残されている。
恐らくワサビ田に水を引くために設置されたものだろうが
今は使われているものではなさそうだ。
そのまま巻いて行くとその滝の上に明らかに大滝が続いている。
木間越しなので正確には分からないが2段で高さは30m位はありそう。
その滝も巻いて沢に戻ると、沢は巨岩の転石帯と変わるが
すごい巨岩帯で、ハンパないものだ。
巨岩の弱点を突いて越えて行くが手こずるカ所もあり、相棒でも
いればショルダーを使ったりすればいいものも単独ではそうはいかず、
危うくここで撤退か、という個所もでてくる。
漸くその巨岩帯を越えると源頭らしくなり、苔の美しいゴーロとなる。
何やら奥秩父の雰囲気がする。
しばしツメ上がって行くと稜線の登山道にでた。
少しピーク寄りに歩くと河内へ下る登山道が分岐する。
看板があり河内の登山道は道の崩壊で通行止めと記されている。
別に気にするまでもない。下って行くと部分的に不明なところもあるが、
赤テープが結構ついていて問題はない。
植林帯を暫く下って行くと視界が開け、茶畑の間を下るようになり、
林道から車に戻る。


18年 興津 宝の沢 遡行図


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